この夏に必須アイテムになっているマスク用アロマスプレー、市販でも色々出ていますよね。
でも、材料さえ手に入れば、簡単に自分の好みのマスク用アロマスプレーが作れるんです。
マスク用のアロマスプレーを自作したい人は夏場の通勤の女性はマスク用のアロマスプレーを使い快適に過ごそうという記事に3分で作れちゃうレシピが詳しく書いてありますよ。
ただ、その準備として、容器が必要なんですが、アルコール(エタノール)に対応した素材を選んでいますか?
せっかく、こだわってエッセンシャルオイル100%にしても、容器が100均の物やPET素材なんてことないですよね・・・。
でも、安心してください。
3分くらいの記事の内容ですが、読み終われば、自作のマスク用アロマスプレーの容器選びが簡単に出来るようになります。
この記事で分かること
マスク用アロマスプレーを自作する容器(素材)は、PETはダメ!PPかPEが◎
マスク用アロマスプレーの容器(アルコール対応)はどこで買えるの?
マスク用アロマスプレー・マスク除菌・コロナウイルス不活性に適したアルコール濃度とは?
マスク用アロマスプレーを自作する容器(素材)は、PETはダメ!PPかPEが◎
マスク用アロマスプレーを自作するときに準備するスプレー容器の素材はズバリ、PPもしくはPEにしてください。
PPとは・・・【ポリプロピレン】のことです
PEとは・・・【ポリエチレン】のことです
どちらも、耐薬性(アルコールなど)に対応できるプラスチックの素材の一つになります。
基本マスク用となると、アルコール(エタノール)を入れていることが多いかと思います。
(* ちなみに、アルコールを入れないマスク用アロマスプレーを作る場合にはPETでも問題ないです)
そもそもなぜ、アルコール(エタノール)を入れた方が良いかですが。
- マスク用なので、除菌や消臭も目的にしているため
- 精油と精製水(水道水)だと混ざりずらいため
- 長めの保存が出来るようになる
なので、マスク用アロマスプレーを自作する場合の容器はPPもしくはPEにしておいた方が無難になります
大事な注意点
アルコール(エタノール)の入れる容器にPET素材が不向きな理由
ではなぜ、100均などで良く売っているPET素材では、ダメなのか説明します。
上記の表のように、アルコール(エタノール)と精製水を混ぜてマスク用アロマスプレーを作成した場合、アルコール濃度が20%を超えると、PETの容器では破損の原因になるからです。
例えば、無水エタノール(アルコール濃度約100%)を使い、100mlのマスク用アロマスプレーを作ろとした場合に、精製水75mlと無水エタノール25mlだと25%のアルコール濃度になります。
では、濃度ってどのくらい?と疑問もあると思いますので、イメージしやすいように表にしました。
(濃度の基準については、あくまで目安だと思って下さい)
ちなみに、市販のマスク用の除菌スプレーはアルコール濃度40%前後になっているものが多いです。
なので、40%のマスク用アロマスプレーを自作しようとしたら、当然PETの容器では無理なわけです。
では、20%を超えるアルコール濃度をPETの容器に入れて使っているとどうなるのでしょうか?
- PET容器が溶けてくる
- PET容器が変色してくる
- PET容器にヒビが入る
高濃度のアルコールほど、PETの容器では耐えられなくなりますので、注意してくださいね。
ここまで読んでみて、何だか面倒臭そうと思った人には、市販のアロマスプレーがありますよ。
特に人気な物をまとめてみましたので、参考にして下さい。→ 女性が夏の不快なマスクに、人気のおしゃれアロマスプレーベスト10
マスク用アロマスプレーの容器(アルコール対応)はどこで買えるの?
もちろんネットでも買えますが、PPやPEの素材の容器は、こんな所で購入できます。
- ドラッグストア
- ホームセンター
- 化粧品コーナー
- ニトリ
- 東急ハンズ
- 家電量販店
ネットで注文して届くのが待てないようなら、近所の上記のショップで購入することもできますよ。
補足情報としては、100均や無印でもPPやPEの素材スプレーボトルは売っていますが、高濃度対応のものは、私は見つけられませんでしたね。
PPやPEの材質の容器がどうしてもない場合(代用品)
コロナウイルスの流行と共に高濃度のアルコール(エタノール)や次亜塩素酸など消毒液を持ち歩く人が増え、高濃度対応のPPやPEの素材のプラスチック容器が手に入りづらくなっています。
そんな場合に身近にある代用できるものを紹介したいと思います。
基本的には、アルコール(エタノール)が少しでも入っていた容器であれば、対応可能です。
ただ、コロナウイルス感染予防のための高濃度に使えるかは疑問ですが、マスク除菌やアロマスプレーを入れて使うのには問題ないです。
- マキロンなどの、傷消毒の容器
- 体を清潔に保つためのボディーミストの容器
- 除菌ミストの容器
- 香水の入っていたガラス瓶(アトマイザー)
このあたりであれば、割と誰の家にもあるかなと思います。
中身が無くなったら容器を取っておいて、マスク用アロマスプレーに代用できますね。
マスク用アロマスプレー・マスク除菌・コロナウイルス不活性に適したアルコール濃度とは?
では次に、用途別でどのくらいのアルコール(エタノール)濃度が適しているのか解説します。
目的に応じて、濃度が違うのが分かると思います。
とはいえ、一番アルコール(エタノール)が最大の力が発揮されるのは70%~80%の間と言われています。
けれど、70%以上にもなると、手指や材質によっては負担(傷める)可能性が高くなるため、上記のように使用用途によって濃度がコントロールされています。
上記の表は、目的に応じた適正濃度になります。
無水エタノール(アルコール濃度約100%)を、精製水(水)で割り、合計を100mlに作れば、そこに入れた無水エタノールの量がそのまま、アルコール濃度になることになります。
* 例えば、無水エタノールが70mlで精製水が30mlなら、アルコール濃度は70%ということです。
ぜひ、上記の表を参考に、色んな用途のアルコールスプレーを作ってみてください。
自分でマスク用のアロマスプレーを作ってみよう思ったら、夏場の通勤の女性はマスク用のアロマスプレーを使い快適に過ごそうという記事にレシピが書いてあります。
まとめ&最後に
マスク用アロマスプレーを自作する人は、容器をPPやPEにしましょう。
PPとは【ポリプロピレン】
PEとは【ポリエチレン】
どちらも耐薬性(アルコール)に対応できるプラスチック素材になります。
マスク用に自作する場合3つの理由からアルコール(エタノール)を入れる場合が多いです
- マスクの除菌や消臭もしたい
- 精油と精製水(水道水)だと混ざりずらいため
- 長めの保存が出来るようになる
そして、マスクの除菌も出来るようなアルコール濃度は40%前後にあたり、よくある100均の容器(PET)の素材だとアルコール濃度は20%が限度でそれ以上は、破損の原因になります。
結果、自作するなら、保存や安全面も考えてPPやPEの素材の容器にしてください。
マスク用のアロマスプレーを自作した場合、2~3週間から1っか月間で使い終わるのがベストになりますので、容器の大きさは30mlか40mlくらいで十分足りると思いますよ。
では今回はここまで、おしまい。